リフォームを進める中で、着工後に内容変更したいというご要望をいただくことがあります。
「この壁紙の色、もう少し濃い方がいいかも」
「床材を木製に変更したい」
など、イメージが湧いてから実際に着工すると、少し違和感を覚える方もいらっしゃるでしょう。
では、着工後の内容変更は可能なのでしょうか?
また、変更する際の注意点は何でしょうか? 今回は、着工後の内容変更について、私たちアドカラーズの取り組みをご紹介します。
一般的に、リフォームの施工が始まってから内容を変更するのは、かなり難しいんです。
工期が延びたり、追加の費用が発生したりと、様々なトラブルが起こる可能性があります。
だからこそ、着工後の変更は避けるのが賢明だと言えるでしょう。
でも、どうしても変更せざるを得ない状況もありますよね。
そんな時は、トラブルを最小限に抑えるためのポイントを押さえておくことが大切です。
まず、絶対に避けたいのが、現場の職人さんとの口約束。
口頭でのやり取りは、後から内容を証明できないので、トラブルのもとになります。
「費用の説明がなかったから、サービスだと思っていたのに追加請求された」
「追加費用の目安を聞いてから依頼したのに、説明より高くて驚いた」
「現場の職人さんは『できる』と言ったのに、後で担当者から『できない』と連絡がきた」
こんな口約束によるトラブルは、本当によくあるんです。
じゃあ、どうすればいいか?
それは、変更の窓口を一本化することです。
現場監督や担当営業など、変更を伝える相手を一人に絞るんです。
窓口となる人は、会社によって異なるので、事前に確認しておくのがベストですね。
ちなみに、元請け業者と契約している場合、現場の下請け業者に変更の決定権はありません。
ですので、変更の依頼は、元請け業者に直接伝えるようにしましょう。
下請け業者に伝言を頼むのは、避けた方が無難です。
そして、変更のタイミングにも注意が必要。
遅すぎると、職人さんの手配や材料の発注、下地の準備などに支障をきたします。
場合によっては、もう変更できない…なんてこともあり得るんです。
変更できるギリギリの期限は、工事内容によって異なります。
なので、どうしても決められない時は、その期限を確認しておくのが賢明ですね。
最後に、変更する際は必ず文面に残すこと。
これが、トラブルを防ぐ最大のポイントです。
変更契約書や変更の届けに施工の責任者または担当者のサインをもらえば、責任の所在がはっきりします。
「言った」「言わない」の水掛け論も、書面があれば防げるんです。
どんなに小さな変更でも、必ず書類を交わす習慣をつけましょう。
せっかくのリフォームですから、どんな小さいトラブルも避けたいものです。
着工後の内容変更を防ぐためには、着工前の入念な打ち合わせが重要です。
お客様のイメージを具体的に把握し、それを形にしていく。
それがスムーズなリフォームの秘訣だと私たちは考えています。
アドカラーズでは、お客様との打ち合わせにZOOMを活用しています。
画面上でCGを用いて、お客様のイメージを可視化するんです。
「もう少し濃い色があるでしょうか?」というご要望にも、瞬時に対応することができます。
打ち合わせの初期段階では、まずはざっくりとしたイメージをお聞きします。
例えば、「和モダン」というご要望をいただいたとします。
和モダンにも様々なバリエーションがあるので、こちらからいくつかの画像を検索し、お客様のイメージに近いものをCGで再現します。 こうした丁寧な打ち合わせを重ねることで、着工後のイメージとのズレを最小限に抑えられるんです。
とはいえ、どんなに入念に打ち合わせをしても、着工後に内容変更のご要望をいただくことはあります。
特に多いのが、壁紙の変更です。
実は、壁紙の変更は比較的容易に対応できるんですよ。
アドカラーズでは、壁紙だけで基本的に4メーカーの商品を取り扱っています。
ですので、着工後に「やっぱりこの壁紙の方が良かったかも」と思われても、スムーズに変更可能です。
ただし、材料を購入した後の変更は、追加の費用が発生します。
元の材料分も請求させていただくことになるので、ご了承ください。
壁紙に比べて変更が難しいのが、床材です。
アドカラーズでは、クッションフロアだけで4メーカー、木製の床材となるとさらに多くのメーカーを取り扱っています。
床材を変更する場合、下地の処理なども必要になるため工期への影響が大きいんです。
特に、コンクリート打ちっぱなしの床の場合は注意が必要です。
クッションフロアや木製の床材を貼る際は、下地に石膏ボードを施工し、パテを塗る必要があります。
これらの工程は、時間と手間がかかるんですよね。
ですので、床材の変更はなるべく着工前に決めていただくのがベストです。
最近は、リフォームの一部をDIYで行う方も増えてきました。
壁紙の張り替えなどに挑戦される方も多いのではないでしょうか。
ただ、DIYで壁紙を貼る際は、壁の状態に注意が必要です。
特にコンクリート打ちっぱなしの壁は、表面が凸凹しているため、壁紙が上手く貼れないことがあるんです。
下地処理が不十分だと、せっかく貼った壁紙がすぐに剥がれてしまうこともあります。
DIYに挑戦される方は壁の状態をよく確認し、必要な下地処理を行ってくださいね。
着工後の内容変更は、工期やコストに影響を与えるため、できるだけ避けたいものです。
しかし、お客様の満足を第一に考えると、柔軟な対応も必要だと私たちは考えています。
要望をしっかりとヒアリングし、できる限りの対応を心がける。
時には、当初の計画から大きく変更することも厭わない。
そうした姿勢が、お客様との信頼関係を築くことにつながるのだと思います。
アドカラーズでは、お客様とのコミュニケーションを大切にし、柔軟な対応を心がけています。
着工後の変更は大変だけど、でもお客様の満足のためなら、全力で対応する。
それが、私たちの仕事に対する姿勢です。
いかがでしたか?
着工後の内容変更は、入念な事前打ち合わせで防ぐことが大切です。
それでも変更の要望があった場合は、できる限り柔軟に対応していく。
皆さまのリフォームのパートナーとして、これからも全力で取り組んでまいります。
ぜひ、リフォームのご相談は、アドカラーズにお任せください!
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