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お風呂が寒い気がする・・・どうすれば解決する?

こんにちは、アドカラーズ合同会社の冨岡です。

今回は、多くの方が悩んでいる「お風呂の寒さ」について、具体的な解決策をお話ししたいと思います。

お風呂の寒さは単なる不快感の問題ではありません。

命に関わる重大な事故「ヒートショック」につながる可能性があるんです。これは本当に深刻な問題です。

    皆さんは「ヒートショック」という言葉をご存知でしょうか?

    暖かいリビングから寒い脱衣所に移動し、さらに寒い浴室で服を脱ぎ、急に熱いお湯に入る。

    この温度変化で血圧が大きく上下してしまい、最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことがあります。これがヒートショックです。

    東京都での調査によると、ヒートショックでは約14,000人もの方が亡くなっていると推計されています。

     1入浴事故防止対策調査研究委員会「入浴事故防止対策調査研究委員会報告書」東京救急協会2001年3月


    お風呂の寒さは単なる不快感の問題ではなく、命に関わる重大な問題なのです。

    では、なぜお風呂が寒くなってしまうのでしょうか? 

    寒さの原因を知ることが、効果的な対策の第一歩になります。

    まずお風呂が寒い原因について説明します。 


    窓やドアからの冷気 

    これが一番多い原因です。

    古い家だと特に、窓やドアの隙間から冷たい空気が入ってきやすいんです。 

    窓の断熱性が低いと、隙間がなくても窓際の空気がどんどん冷やされていきます。


    換気による外気の影響 

    換気口から外気が入ってくるのも大きな原因です。 

    特に24時間換気システムがある場合は注意が必要です。

    ただしカビ予防のために必要な設備なので、むやみにオフにするのはおすすめできません。


    床の保温性の低さ 

    特にタイル張りのお風呂は要注意です。 

    タイルって見た目は綺麗なんですが、熱を奪いやすい素材なんです。

    せっかく温かいお湯に入っても、タイルの床に立った瞬間に足元から体が冷えてしまいます。

    では、実際にどうすれば寒さを解消できるのでしょうか。

    僕たちが普段おすすめしている方法をご紹介します。


    予算をかけずにできる対策

    ① 窓に断熱シートを貼る 

    ホームセンターで売っている断熱シートを窓に貼るだけでも効果があります。 

    見た目は少し気になるかもしれませんが、寒さ対策としては十分です。


    ② お風呂の床にマットを敷く 

    これも手軽にできる対策の一つです。 

    専用のマットがなければ、すのこを敷くのも良いですね。


    ③ 脱衣所にヒーターを置く

    寒い時期は、脱衣所にヒーターを置いて暖めることが重要です。 

    暖まった脱衣所で服の脱ぎ着ができれば、急激な温度変化を防ぐことができます。 

    特に高齢の方がいらっしゃるご家庭では、必須の対策と言えるでしょう。


    リフォームによる解決

    ① 浴室暖房の設置

    これが一番おすすめです。

    天井に埋め込むタイプと、エアコンのような外付けタイプがあります。

    外付けタイプの方が工事費用を抑えられますよ。どんなお風呂でも設置できます。


    ② 洗面所・トイレへの暖房設備の追加

    実はお風呂場だけでなく、脱衣所やトイレの寒さ対策も重要なんです。

    壁付けタイプやパネルヒーターなど、様々な暖房機器があります。

    特に脱衣所は服を脱ぎ着する場所なので、暖房設備があると安心です。


    ③ ユニットバスへの交換

    タイル張りのお風呂からユニットバスに変えると、断熱性が格段に上がります。

    工期は1週間ほどかかりますが、床のコンクリートから作り直すので、床の水はけも良くなります。

    逆に、ユニットバスからユニットバスへの交換なら2日程度で済みます。 

    どちらにするかは、現在のお風呂の状態と予算に応じて決めていきましょう。


    ④ 二重窓の設置 

    窓からの冷気が気になる場合は、二重窓にするのも効果的です。 

    既存の窓枠を生かしたまま内側に窓を付け足すので、比較的簡単な工事で済みます。

    ヒートショックの予防で最も重要なのは、温度差を小さくすることです。

    特に10℃以上の温度差がある場所は危険です。

    例えばリビングが25℃なら、脱衣所や浴室も最低でも15℃以上に保つことが理想です。

    これを実現するには、先ほどご紹介した暖房設備の設置が効果的です。

    また入浴前にシャワーで体を温めたり、浴槽のお湯の温度は41℃以下にするなど、入浴方法の工夫も有効です。

    正直に申し上げますと、リフォームにはそれなりの費用がかかります。

    しかしご家族の健康のことを考えると、決して高すぎる投資ではないと思います。 

    特にヒートショックの予防は、お金では測れない価値があります。

    お風呂の寒さ、放っておくと本当に危険です。 

    特にお年寄りの方がいらっしゃるご家庭は、これから寒くなる時期に向けて早めの対策をおすすめします。

    まずは簡単にできる対策から始めて、それでも寒さが気になるようでしたらリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

    アドカラーズでは、お客様のご予算やライフスタイルに合わせて、最適な寒さ対策をご提案させていただきます。

    「うちのお風呂、寒くて困ってるんだけど・・・」という方は、ぜひ一度ご相談ください。 

    きっと、快適なお風呂空間を実現できると思います!



    アドカラーズ合同会社

    代表 冨岡



    まりペトが書きました。



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