今回は、昨年10月に設立されたアドヴィスタ株式会社の渡邉さんにお話を伺いました。
YouTubeマーケティングやコンサルティング事業など、多岐にわたる事業展開をされている渡邉さん。
仕事に取り組む中で直面している課題や、今後の展望についてお聞きしました。
ー まずは、アドヴィスタの事業内容について教えていただけますか?
「主にYouTube関連の営業支援や、さまざまな業種のコンサルティングを行っています。特に建築系企業や便利屋さんなど、生活に密着した業種の方々とお仕事をさせていただくことが多いですね。
面白い例を挙げると、お坊さんの派遣事業を展開している会社様のコンサルティングもさせていただいています。最近では『レンタル僧侶』という言葉も出てきましたが、その業界でも新しい取り組みが始まっています。例えば、お坊さんのサブスクリプションサービスや、保険会社と連携した葬儀費用の積立プランなど、伝統的な業界でも新しいビジネスモデルが生まれているんです」
ー レンタル僧侶!実は、初めて聞きました。渡邉さんご自身の強みはどこにあるとお考えですか?
「私の強みは、異なる業界の知見を組み合わせた提案ができることだと思います。例えば、お坊さんの業界で学んだことを、全く違う業界に応用できることがあります。またさまざまな業種の現場を見てきた経験から、業界を超えた新しい価値の創造ができるのも強みですね」
ーさまざまな業種に携わられていて、特に課題に感じていることはありますか?
「はい、いくつかありますね。例えば、熊本の鰻屋『成瀬』のケースでは、10代後半から22歳くらいの若い従業員と、60代のベテラン従業員の間でコミュニケーションの課題を感じています。また現場に行くと世代間のジェンダーギャップも強く感じますね。
お坊さんの業界では、また違った課題があります。専門用語が多く日々勉強の毎日です。例えば、お墓の周りにある木には特別な意味があったり、宗派によって考え方が大きく異なったりします。
課題とは少し離れますが、葬儀に関する意識の変化も感じます。葬儀は一般的に火葬だけでも20〜30万円かかるのですが『お金を払えない』という方も少なくありません。また昔は当たり前だったお盆のお墓参りや四十九日の法要をしない方も増えています」
ー 世代間のギャップを感じますね。一方、YouTube関連の事業ではどんな課題がありますか?
「最も大きな課題は、クライアントの継続性ですね。SNSマーケティングは時間がかかる取り組みなので、双方の根気勝負になります。
特にYouTubeの場合、効果が表れるまでに最低でも3ヶ月、場合によっては半年以上かかることもあります。その間、コンテンツを継続的に作り続ける必要があるのですが、なかなか途中で諦めてしまわれる方が多いんです。
例えば最初は意気込んで始めても、1ヶ月目で『思ったより再生数が伸びない』、2ヶ月目で『もっと早く結果が欲しい』といった声が出てくる傾向にあります。お気持ちはとてもよくわかるのですが、そこで手を抜き始めると当然効果も出にくくなる。結果が出ないから諦める、諦めるから結果が出ない・・・という悪循環に陥ってしまうんです。まさにマラソンのような取り組みですね。短距離走的な考えで取り組むと、必ず失敗してしまいます」
ー SNSは誰にでも触れるものだからこそ、マーケティング施策として使えるようになるまでのハードルも低そうと考えられる傾向にあるのですね。今後の展開について、どのようなビジョンをお持ちですか?
「1つのキーワードは『女性の活躍』です。実は熊本の事業では女性スタッフが多いんです。私の目標の一つは、『女性がどんな環境でも働ける環境づくり』の支援。これを一つの軸として事業を展開していきたいと考えています。
また今後はミスコン事業を通して新しい展開を考えています。今まで私の中で、ミスコンは『季節のニュース』的な扱いでした。夏に2024ミスユニバーシティを見に行ったことで、ミスコンの見方がガラッと変わりました。女性たちの成長を映したドキュメンタリー映画を見に行くような感覚だったんです。これを社会の底上げにつながるような取り組みにしていきたいんです」
ー 今後、どんな方々とお仕事をしていきたいですか?
「自分の事業を売り出したい方、特に生活に根ざした会社さんとご一緒させていただきたいですね。YouTubeやSNSを活用したプロモーション、業務改善のコンサルティング、さらにはミスコンを通じた広報活動など、さまざまな角度からサポートさせていただけます。
特に最近感じているのは、伝統的な業界にこそイノベーションの余地があるということ。例えば先ほどお話したお坊さんの業界では、『無宗教』と言われる方が増えている中で、実は仏教での結婚式など、新しいニーズも生まれています。神父のような立ち位置でお坊さんが参列する結婚式など、今までになかった形も出てきているんです。こういった変化やニーズを的確に捉えて、新しいビジネスモデルを作っていくお手伝いができればと思っています」
ー 今日は貴重なお話をありがとうございました。最後に読者の方へメッセージをお願いします。
「『変化を恐れない』これが私からのメッセージです。伝統的な業界だからこそ、新しい取り組みが求められている。世代やジェンダーのギャップがあるからこそ、そこに新しいビジネスチャンスがあると感じています。
そういった思いで日々仕事に取り組んでいます。もし自社の課題や可能性について話し合ってみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。必ず何かしらの気づきや解決策が見つかると思います」
渡邉さんのお話からは、伝統と革新、世代間ギャップ、ジェンダーギャップなど、現代社会が抱えるさまざまな課題が見えてきました。
それと同時に、そこにビジネスチャンスを見出し新しい価値を創造していこうとする強い意志も感じられました。
多様な業界を横断的に見る視点と、時代の変化を捉える鋭い観察眼。
その組み合わせから生まれる新しいビジネスの形に、今後も注目が集まるでしょう。
さまざまな業界の革新から時代に即したプロモーション戦略まで、アドヴィスタの挑戦はまだ始まったばかり。
これからの展開にますます注目が集まりそうです。
まりペトが書きました。
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