リフォーム業界の革命児、ドラゴン冨岡だ!
今回は、リフォームの中でも特に奥様方が気になる「キッチン」の原価について、業界のタブーを破って徹底的に解説していく。
「キッチンのリフォームって、一体いくらかかるの?」
「メーカーによって価格が全然違うけど、何が違うの?」
そんな疑問を持っているあなた、この記事を読めば、キッチンの価格に関するモヤモヤが全て解消されるはずだ。
さらに、宝スタンダードが他のメーカーと違う理由、そしてなぜ多くの業者が宝スタンダードを敬遠するのか、その真相にも迫っていく。
まず、キッチンの原価について、具体的な数字を交えながら解説していこう。
キッチンの価格は、大きく分けて以下の3つのグレードに分かれる。
①普及品
②中級グレード
③高級グレード
そして、それぞれのグレードによって、原価率が大きく異なる。
①普及品
・メーカーのカタログに掲載されている、最もスタンダードなモデル。
・定価の30%~40%が原価となる。
・例えば、定価80万円のキッチンであれば、原価は24万円~32万円程度。
②中級グレード
・普及品よりも機能やデザインが向上したモデル。
・定価の45%~55%が原価となる。
・例えば、定価100万円のキッチンであれば、原価は45万円~55万円程度。
③高級グレード
・最高級の素材や技術が使われた、ハイグレードなモデル。
・定価の60%~70%が原価となる。
・例えば、定価180万円のキッチンであれば、原価は108万円~126万円程度。
これらの原価に、以下の費用が加算される。
・既存キッチンの解体・撤去費用
・給排水・ガス・電気工事費用
・キッチン本体の設置費用
・廃棄物処理費用
これらの費用を含めると、80万円の普及品キッチンを交換する場合、実際の原価は51万円程度となる。
次に、宝スタンダードが他のメーカーと違う理由、そしてなぜ多くの業者が宝スタンダードを敬遠するのか、その真相について解説していこう。
宝スタンダードの最大の特徴は、定価の安さにある。
他のメーカーが80万円で販売しているキッチンを、宝スタンダードは35万円程度で販売している。
しかし、宝スタンダードの原価率は非常に高く、他のメーカーと同等のグレードのキッチンを仕入れる場合、仕入れ価格はほとんど変わらない。
つまり、宝スタンダードは、他社よりも大幅に低い利益率で販売しているのだ。
さらに、宝スタンダードは、値引き販売を禁止している。
これは、顧客に対して常に適正な価格で商品を提供するための方針だ。
しかし、この方針が、営業マンにとっては大きな壁となる。
なぜなら、多くの顧客は「値引き」に魅力を感じるからだ。
「80万円のキッチンを30万円に値引きしました!」
という営業トークは、顧客の心を掴みやすい。
しかし、宝スタンダードは、35万円のキッチンを35万円でしか販売できない。
そのため、他のメーカーのように大幅な値引きをアピールすることができない。
これが、多くの業者が宝スタンダードを敬遠する理由だ。
では、なぜ宝スタンダードはこのような戦略を取っているのだろうか?
それは、宝スタンダードが「高品質な商品を適正な価格で提供する」という理念を貫いているからだ。
宝スタンダードは、値引き競争に巻き込まれることなく、商品の品質と価格に自信を持っている。
そして、その自信が、多くの顧客に支持されている。
俺は、宝スタンダードの戦略は、非常に賢明だと思う。
なぜなら、顧客は「安物買いの銭失い」を嫌うからだ。
安くても品質が悪ければ、結局は損をしてしまう。
宝スタンダードは、高品質な商品を適正な価格で提供することで、顧客の信頼を得ている。
そして、その信頼が、長期的な顧客満足につながっている。
キッチンのリフォームを検討する際は、複数のメーカーのショールームを訪れ、実際に商品を見て、触って、比較検討することをおすすめする。
そして、この記事で解説した原価や価格設定の仕組みを理解した上で、自分にとって最適なキッチンを選ぶようにしてほしい。
リフォームに関する相談があれば、いつでも私に連絡してくれ!
ドラゴン冨岡
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