IN-DEPTH ANALYSIS
OF THE
RENOVATION
一生に一度か二度しかないリフォーム工事。知識を深める機会なんてほとんどないのが当たり前です。
しかし、そういった弱みにつけこむ悪質な業者や、「知らない」からこそ直面してしまうトラブルがたくさん存在します。
それらを回避するために、代表・冨岡が正真正銘の「お客様視点」でリフォームを1から10まで体験しました。
業者への依頼からアフターフォローまで、それぞれの段階で気を付けるべきことを解説しています。
STEP
01
「なぜリフォームしたいのか」
を考える
STEP
02
リフォーム業者へ依頼する
STEP
03
現地調査に来てもらう
STEP
04
プラン選定
STEP
05
見積書の確認
STEP
06
施工
STEP
07
アフターフォロー
STEP
01
「なぜ」リフォームを
したいのか考える
雨漏りしてきたのか。使いやすいキッチンにしたいのか。気分を一新したいのか。まずは、「なぜリフォームをしたいのか」を自分の中で整理することが大切です。リフォームのプロには、「こんな工事がしたい」よりも「こんな悩みを解決したい」と伝えたほうが、思いもよらない解決策を提案してもらえるでしょう。
赤裸々ポイント
リフォームは「ちょっと待った」が大切
まずは「じっくり考える」ことが大切なリフォーム。しかし、リフォーム業界の中には、とにかくお客様を焦らせて、本当は必要のないはずの工事を勧めてくる訪問営業がいるのも事実…。「外壁や屋根を今すぐ工事しましょう!今契約していただけるとキャンペーンでお安くします」と焦らせてくる業者との契約は避けたほうが良いでしょう。
STEP
02
リフォーム業者へ依頼する
「解決したい悩み」が決まったら、つぎは解決できる業者を選びましょう。ここから数多くのリフォーム会社を比較検討にあげることが増えてきます。希望条件をスムーズに伝えるためにも、あらかじめ「今回希望する工事の相場はどれくらいなのか」「それに対して、どれほどの予算を用意できるのか」を押さえておくことをオススメします。
お問い合わせはこちら「生の声」が手がかりになる
会社の公式ホームページの情報だけでは「どんな業者なのか」「本当に信用できる業者なのか」をなかなか掴みづらいのも事実。その中でも、業者選びのヒントになるのがSNSです。数あるリフォーム会社の中でも、代表や従業員が顔を出し、素の出やすいSNSで発信している会社をオススメします。
代表富岡のTwitterを見る
現地調査の日程決め
リフォームの前段階として、「現地調査」が必要不可欠です。会社のホームページや相見積りサイトから業者に連絡を取った後は、おもにリフォーム会社側から電話がかかってきます。現地調査に必要な質問などは、業者側から質問されます。電話口で「現地調査に都合のいい日時」や「リフォームで解決したい悩み」などをお伝えください。
赤裸々ポイント
「相見積りサイト」はおススメできません
「相見積りサイト」から何社か選ぶのが一般的なリフォーム工事ですが、実はあまりオススメできません。というのも、お客様が相見積りサイトから契約を決めた場合、そのリフォーム費用の何割かを「広告費」としてサイトの運営に支払わなくてはならないから。つまり、業者に直接依頼すればかからないはずの費用が、お客様の工事に上乗せされてしまうことに…。少し手間はかかってしまいますが、会社のホームページから直接お問い合わせをするのがオススメです。
STEP
03
現地調査に来てもらう
「お悩みに対して、どんなリフォームで解決できるのか」。お客様のご自宅で、お問い合わせ内容をもとに業者が調査をしていきます。キッチンなど住宅設備の寸法や、外壁・屋根の塗装の劣化具合など、さまざまな視点からお客様のご自宅の課題を探索。ここで新たに家の問題点が見つかることもあります。
できる限りの「わがまま」を言いましょう
リフォーム会社との初の対面となる現地調査。お客様が実現したいことを、できる限り業者に伝えておきましょう。「明るい感じのキッチンにしたい」「お年寄りでも入りやすいお風呂にしたい」漠然としたイメージや、一見無茶ぶりに見える「わがまま」でも構いません。ここで全てを伝えておくことが、お客様のお悩みを余すことなく解決することにつながります。
ご自宅の図面を用意しておきましょう
何社も並行してやり取りを行うことも多いリフォーム。1社ごとの現地調査の時間はなるべく減らしたいもの。ご自宅の図面を用意しておけば、採寸の時間を短縮できるためスムーズに現地調査を進めることができます。もちろん、図面が家になくても大丈夫。業者が必要な採寸を行います。
現地調査でのやり取りも、業者選びのヒント
お客様の「外壁塗装をしたい」「キッチンを変えたい」という要望に対して、何の疑問を持たずに依頼通りの工事を計画してしまう業者はオススメできません。「なぜキッチンを変えたいのか」といった問いの裏には、お客様の本当の悩みや想いが隠れています。そこに目を向けない業者に依頼してしまうと、工事完了後に「もっといい方法があったのに…」と後悔してしまうことも。
赤裸々ポイント
無料より高いモノはない…?
「現地調査無料」という業者は多いですが、そこには意外な落とし穴が…。調査自体は無料ですが、その手数料を別の方法で回収しようとする悪質な業者も存在します。中には、今すぐリフォームの必要がない箇所も「劣化しているので、今すぐ修繕しなくてはいけません」とお客様を急かしてくる業者も。たとえ有料でも、フラットな目線でお客様のご自宅を調査する業者をおススメします。
STEP
04
プラン選定
現地調査でお客様とすり合わせた工事内容をもとに、次は新しく設置するキッチンなどの住宅設備や、外壁塗装に使う塗料などをお選びいただきます。一概に「高いものがいいもの」という訳ではありません。今後の生活にあったスペックのものを選ぶようにしましょう。
アドカラーズだけができる提案プラン選びは実物を見ながら
キッチンやお風呂、塗料などは、メーカーの発行するカタログを見ながら選ぶのが一般的。ですが、アドカラーズがおススメしているのはショールームにて実際の商品を見ながら選ぶこと。実物を見ないまま選んでしまうと、購入後に「こんな色だと思っていなかった」という問題が生じてしまうことがあります。
3DCADで入居後をイメージ
塗装工事やキッチンなどの設置工事をPC上で3Dでシミュレーションできる「3DCAD」ソフトを導入しているリフォーム会社もいます。実際の住まいをイメージできる大きな手助けになるので、有効活用していきましょう。
赤裸々ポイント
カタログでの塗料選びに要注意!
カタログでは「良い色」と思って選んだ色でも、実際に外壁に塗ると全くイメージと違う…となってしまうことも少なくありません。というのも、外壁ほど広い面積で塗料が塗られているところを、カタログのカラーサンプルのサイズでは想像できないから。塗装工事の際は、実際の塗料を確認してから塗装工事に進むことをおススメしています。
STEP
05
見積書の確認
納得いくプランを選ぶことができたら、見積書をしっかりと確認します。相見積りサイトなどを使い、複数の業者と同時並行でやり取りを進めている場合は、このタイミングで施工業者を1社に絞ります。ショールームにご案内する場合などを除けば、最短1日で見積書の確認まで進めることも。
見積書のチェックでトラブル回避
いわゆる「ぼったくり」や、お客様と業者の認識のズレなどトラブルが起きやすいのが見積書チェックの段階。「見積書に不明点があればすぐに聞きましょう」とよく言われていますが、そもそも不明点のない見積書をつくるのがプロの仕事。原価にいくらかかっているのか。何人の職人が、どれくらいの日数で作業をするのか。一目でわかる見積書を発行する業者を選ぶことをオススメします。
「一番安いから」が、一番キケン
業者を選ぶうえで、金額は重要な要素。ただ、それだけを最優先にしてしまうと痛い目を見ることも…。今後の大切な住まいを左右するリフォーム。「一番安い業者」より、「自分たちの悩みをくみ取り、解決してくれる業者」を選ぶことが大切です。
赤裸々ポイント
「細かい見積書が良い」わけではありません
一見項目が細かくても、よく見ると金額の根拠が示されていなかったり、専門用語が羅列されていて全く意味の分からない見積書になっていたり…。一枚の見積書が「お客様視点を持てているかどうか」の判断基準にもなります。
見積りのすべてがわかる! 見積り添削はこちらSTEP
06
施工
現地調査からここまで、平均で1ヶ月。見積書を確認して問題なければ、いよいよリフォーム工事の開始です。良識のあるリフォーム業者であれば、工事前にお客様のご近所さんにご挨拶へうかがう業者がほとんど。騒音問題などのトラブルが発生する可能性をできるだけ減らしておくことが大切です。
調査で見えなかった問題も…。
浴槽交換の工事を行う際、それまでお使いになっていた浴槽を取り除くとシロアリが棲んでおり、さらなる補修工事が必要となってしまった…というケースも。現地調査では判明しなかった問題が明るみになる可能性もあることを、心のどこかに刻んでおきましょう。
「使用禁止期間」にご注意を
トイレや浴槽の交換を行う工事期間中は、それらを使用することができなくなってしまいます。平均の工事日数は5日~1週間。工事中のお部屋は問題なくお使いいただけますが、銭湯を使うなどの対策が必要となります。
工事後は周囲を要チェック
外壁塗装の際に、室外機などに塗料が飛びはねてしまっていないか。内装工事の際に壁紙が傷ついてしまっていないか。工事が終わったあとは、その周囲に汚れやキズがないかをしっかり確認しましょう。
赤裸々ポイント
工事の裏では見えない不正も…?
悪質な業者だと、外壁の塗装回数を「3回」と契約していても、使う塗料を少なく済ませるために「2回」の塗装で済ませてしまうケースもあります。こういった不正は、一見しただけではわからないのが難しいところ。使う材料の量や原価を、あらかじめ見積書に記載している業者に依頼しましょう。
STEP
07
アフターフォロー
リフォームを担当した業者によっては、工事後にアフターフォローがついてくる場合があります。工事した箇所で新たに不具合が生まれてしまった場合の保証や、ご自宅の定期的なメンテナンスが主なサービス内容です。
アフターフォローは「定期健診」
工事箇所に異常がないか?を、ご自宅に定期的に伺って確認いたします。特にご準備頂くことはございませんが、屋根の検査を行う際は、積もっていた屋根の汚れを被らないように車を移動していただく、といったご対応をお願いすることもあります。
赤裸々ポイント
「アフターフォローします」はウソかもしれません
悪質な業者の中には、サービス内容をあいまいにしたまま「アフターフォローをしますよ!」と契約を結ぼうとするケースも。アフターフォロー期間内に業者に連絡を取っても、まともに取り合ってもらえない…ということもあり得るため、必ずアフターフォローのサービス内容は確認しておきましょう。
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