はじめまして、アドカラーズで施工管理を担当しているカムラと申します。
今年の4月に入社し、現在5ヶ月目の新人ですが、日々新しい発見があって楽しく仕事をしています。
これまでの経歴を聞くと、多くの方が驚かれます。
というのも、陸上自衛隊の第一空挺団として6年間、その後千葉県警の警察官として10年間勤務していたんです。
自衛隊では千葉の習志野に6年間駐屯していました。
その後は千葉県警に転職して、様々な部署を経験しました。
交番勤務から始まり、逮捕術のプロとして活躍したり、広域緊急救助班で災害派遣に携わったりしました。
巡査部長に昇進してからは生活安全課で4年間勤務し、ストーカーやDV、虐待の対応、少年事件の捜査なども経験しました。最後の半年は防犯や特殊詐欺の抑止にも取り組みました。
警察官時代の話ですが・・・少年事件の捜査で上司との意見の相違があり、2ヶ月間一人で捜査を進めていて精神的に辛かったことがありました。
そんな時にとあるきっかけで冨岡社長と出会いました。
そこで、リフォーム詐欺の抑止に自分の経験が活かせるんじゃないかと思ったんです。
工事部に所属して、現地調査や施工管理を担当しています。
お客様が困っていることを解決するのがやりがいです。
先日も雨漏りの相談があって、調べてみたら木材が腐っていました。どう解決していくか考えることが楽しいですね。
大変なのは、お客様の要望を形にすること。でも、それも含めてやりがいだと感じています。
一番の違いは自由さですね。
自衛隊も警察も規律が非常に厳しく、毎日の生活に規定が定められていました。
例えば服装は制服が基本で、髪型も細かく決められていました。時間も細かく管理されていました。
それがアドカラーズに入社してからは、驚くほど自由になりました。服装は動きやすい私服でOK、髪型も自由です。時間ももちろん規律はありますが、以前ほど厳密ではないように感じます。決してゆるい社風というわけではなく、柔軟性に長けているんです。
また、意見の言い方も大きく変わりました。
公務員時代は上命下達が基本で、上司の意見に異を唱えることは難しかったのですが、ここでは自由に意見を言い合える風潮があります。むしろ積極的に意見を出すことが求められているんです。
父も自衛官だったので、幼い頃から規律正しい環境で育ちました。だからこそ、こんなに自由な職場があるんだと本当に新鮮です。
ただ、自由には責任が伴うことも学びました。
自分で判断し、その結果に責任を持つ。これが民間企業の醍醐味だと感じています。
正直であることが何より大切だと考えています。
お客様にとって本当に必要なものを提案したい。いらないものはいらないとはっきり言える、そんな施工管理者でありたいです。
例えば、お客様が高価な設備を希望されても、それが本当に必要なのか、もっと安価で同じ効果が得られる方法はないかを常に考えます。
「この部分は今のままで十分です」とか「この工事は少し先送りしても問題ないです」といったアドバイスも、遠慮なくさせていただきます。
さらに、お客様の要望をただ聞くだけでなく、その背景にある真のニーズを理解することも大切だと考えています。「キッチンを広くしたい」という要望の裏に「家族と一緒に料理を楽しみたい」という思いがあるかもしれません。
そういった本質的なニーズに応える提案ができる施工管理者になりたいです。
警察官時代から、特殊詐欺や犯罪には本当に腹が立ちます。
悪徳リフォーム業者も許せません。
これは単なる犯罪というだけでなく、人々の住まいや生活を直接脅かす行為だからです。
警察にいた時は、高齢者が大金をリフォーム会社に支払おうとしているのを止めたこともあります。
ある時、80代の女性が400万円を引き出そうとしているのを銀行員が不審に思い、警察に通報してくれました。調べてみると、必要のない高額なリフォーム工事を契約させられそうになっていたんです。
ただ警察の立場では「本当に詐欺なのか?単なる高額なリフォームなのか?」の判断が難しいんです。
犯罪に触れるかどうかが一線になるので・・・例えば、強引な勧誘や誇大広告などは道義的に問題があっても、必ずしも犯罪とは言えない場合もあります。
安直ではありますが、消費者自身が賢くなることが重要だと考えています。
しかし、すぐに知識をつけることは難しいですよね。まずできることとしては・・・契約前にしっかり検討する、複数の業者から見積もりを取る、家族や信頼できる人に相談するなど、自衛の方法を知っておくことが大切です。
また、業界全体でも悪徳業者を排除する努力が必要だと思います。
優良な業者が真っ当なビジネスをできるよう、業界内での情報を発信することで悪徳業者の居場所をなくしていく。
そういった取り組みにも、私自身が関わっていきたいと考えています。
前提として、費用面でも内容も納得感があってから契約してほしいです。
・複数の業者から見積もりを取ること。最低でも3社くらいは比較してみてください。
・見積書の内容をしっかり確認すること。分からない点があれば、遠慮なく質問してください。
・工事の必要性を自分で判断すること。「今すぐ工事しないと危険」といった焦らす文句には注意が必要です。
・契約前に必ず家族や信頼できる人に相談すること。
万が一、このリフォーム業者が悪徳業者かも・・・と感じたら、警察に連絡するのも手です。生活安全課だけではなく、刑事第2課(組織犯罪を扱う部署)で扱ってもらえる可能性があります。
私の経験を活かして、お客様の安全と満足を第一に考えた施工管理を行っていきます。
リフォームの相談の際には、ぜひお声がけください。
安心して任せていただけると思います。
一緒に、理想の住まいづくりを実現しましょう!
アドカラーズ合同会社
嘉村武紘
まりペトが書きました。
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