【社長の原点】アドカラーズを始める前の話(後編) | アドカラーズ株式会社 | 原価を見せる赤裸々なリフォーム会社

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【社長の原点】アドカラーズを始める前の話(後編)

24歳の時、訪問販売の仕事に対する情熱が薄れ始め、僕は新たな道を模索していました。その時、知り合いの工事会社から「3ヶ月だけ働いてくれ!」と頼まれ、これが僕の人生の新たな章を開くことになりました。

当初は短期間の予定でしたが、この経験が僕のキャリアにおける大きな転機となったのです。


独立する気満々だった1年間

この工事会社では訪問販売の世界とは異なり、業界の内部構造、特にお金の流れやコストの実態について深く学ぶことができました。僕は驚愕しました。「リフォームって、こんなに原価が低いのに、こんなにも利益が出るのか!」という事実を目の当たりにし、僕の中で独立への決意が固まりました。

この1年間は、ビジネスの仕組みを徹底的に学び、自分のものにするための期間でした。僕は、ただ働くだけではなく、ビジネスモデルを理解し、それを自分の独立に活かすための知識と経験を積極的に吸収しました。細部にわたるコスト構造や利益の仕組みを解き明かし、それを自分のビジネスプランに反映させるための準備を進めていました。「もっとビジネスの仕組みを盗んでやろう」という強い意志を持ちながら、毎日を過ごしていたと思います。

26歳で屋根工事の会社として独立しました。僕は営業もでき、工事の手配もできるという自信がありました。独立後は、仕事の取り放題という状況に興奮しました。僕がこれまで培ってきたスキルとネットワークが、新しいビジネスチャンスを生み出していました。


1. 屋根工事をやりたかった

僕は屋根工事に特化することを選びました。これは単価が良く、工期が短いため、効率的で利益率の高いビジネスモデルだと考えたからです。また屋根工事は特定の技術が必要であり、その分野での専門性を高めることができました。


2.  研修もやってみた

僕はリフォームやメーカーの訪問販売会社に、売り方を教える研修会を開きました。これにより、営業マンたちが屋根工事の知識を深め、より高い単価の仕事を取れるようになりました。売り上げが150万円だった営業マンが300万円売れるようになったときは嬉しかったです。


3.  「同じところでは戦わない。」

僕のビジネス戦略は、競合と同じ土俵で戦わないことでした。新しい市場を切り開き、未開拓の領域で価値を提供することに集中しました。これにより、独自の市場を確立し、安定した収入源を築くことができました。


4.  最初の4ヶ月はハウスクリーニングもやってみた

独立初期は、ハウスクリーニングサービスも提供しました。このサービスは、新築の家ではなく、築年数が経過した家に住む人々に需要があり、顧客との関係を築いて信頼を得るための戦略でした。1万円の換気扇掃除が、数百万円のリフォーム契約につながることもありました。このアプローチにより、顧客基盤を拡大し、ビジネスの基盤を固めることができました。


5.  1万円の換気扇掃除が数百万円に化ける

僕たちのアプローチはシンプルでした。1万円で換気扇を徹底的に掃除し、その過程で顧客との信頼関係を築きました。この小さなサービスが、顧客に対して僕たちの仕事の質を示す機会となり、結果的にはリフォーム業界での大きな仕事へとつながりました。顧客は「換気扇の掃除がこれほど丁寧に行われるなら、リフォーム工事も同様に高品質に違いない」と信頼してくれたのです。


6.  お金をもらいながら営業活動ができちゃった

換気扇掃除を行っている間、顧客は僕たちの作業を間近で見ることができ、その間に自然と会話が生まれ、僕たちの営業の場となりました。1万円の換気扇掃除から始まった関係が、数百万円規模のリフォーム契約に発展することも珍しくなく、この方法で僕たちは600件以上の顧客リストを構築し、多くのリフォーム案件に繋がりました。

通常のテレアポや訪問営業とは違って、顧客がリラックスしている自宅で直接僕たちのサービスを体験してもらうことができるため、非常に効果的な営業方法でした。


7.  「能ある鷹は爪を隠す」

独立してすぐ、僕がハウスクリーニングを始めたとき、周囲からは驚きの声が上がっていました。以前の職場では営業のプロとして知られ、多くの部下を率いていた僕が、突如としてハウスクリーニングのビジネスをスタートさせたからです。

これまでのキャリアを通じて、営業戦略やチームマネジメントに長けていた僕が、なぜ低単価のクリーニングサービスに興味を持ったのか、多くの人々が疑問に思ったことでしょう。


「あんなに営業が得意な人が、どうしてクリーニング業を?」という疑問が多くの人の頭の中に浮かんでいたと思います。僕が以前勤めていたリフォーム営業の会社では、僕は営業統括として活躍しており、多くの営業スタッフに指導を行っていました。そのため僕が新たに始めたクリーニング事業について社外の人々は特に驚いたようです。

しかし僕には明確なビジョンがありました。

表面上は単純なクリーニング業務に見えても、その背後には大きなビジネスチャンスが隠されていたのです。1万円のハウスクリーニングから、数百万のリフォーム案件を受注することで

「能ある鷹は爪を隠す」ということわざを体現していた気分でした。

周りが見ている表面的なビジネスモデルの裏で、僕は次なる大きな一手を静かに準備していたのです。



まりペトが書きました。

次回もお楽しみに♪(3月29日予定)



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